2020.04.20

コンプレックスこそ人の役に立つ

こんにちは。
ライフコーチの宗 大輔です。


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あなたのコンプレックスこそ才能の原石!

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あなたは人に言えないようなコンプレックスは持ってますか?

ほとんどの方は何かしらのコンプレックスを抱えているのではないでしょうか。

以前、モデル専門のカウンセラーの方に聞いたのですが、モデルの人たちの大半は自分の顔や容姿、スタイルにコンプレックスを抱えているそうです。

もっと痩せなきゃ、という悩みが尽きないそうです。

意外と言えば意外ですが、案外コンプレックスと才能は表裏一体だということかもしれません。


僕は会社員の頃、自分は社会的常識や能力が劣っているというコンプレックスを持っていました。

そのため仕事中も、何か自分が知らないことでミスが起こるのではないかとビクビクしていました。

でも不思議と周りにはそう見られずに、

「宗さんは何でもこなせる、仕事ができる人」といわれていました。

このギャップにも悩んでいたのですが、ある時、会社の上司から言われました。

「宗さんは人の良いところを見つけるのが上手いね」


なるほど言われてみれば思う節はありました。

自分が劣っているという意識があるがゆえに、周りの人の良いところばかりが目に付くのです。

で、羨望の気持ちから相手にそのことを伝えていました。

言われた相手も最初はキョトンとするのですが、初めて言われることが多いようで、とても嬉しそうにしている様子が分かりました。

僕はコールセンターの管理をしていたのですが、オペレーターさんの電話対応の「ありがとう」という声のトーンが絶妙だったりしたら、すぐに褒めていました。

自分は仕事できないというコンプレックスが強かった分、とにかく相手の良いところを素直に伝えていました。

今考えると、それが部署のチームワークを生んで、生産性があがり売り上げが伸びていたのはないかと思います。

結果、毎月のように優良部署として表彰されていました。

それが僕が「仕事ができる人」と周りから見られた要因だったように感じます。


こんな風に、自分が抱えているコンプレックス自体は悩みの種かもしれませんが、それを持っているがゆえに知らず知らずのうちに人にはない才能を発揮している可能性があります。

お笑い芸人さんの中には、女の子にもてたいけど自分のルックスに自信がないので、人を笑わせるセンスを磨いているうちに本業になったという方もいます。

「何をやっても続けられずに、自分には何も才能がない。せめて人よりも長い時間働こうと思う」、これはなんとスティーブジョブズの言葉です。


自分が持っているコンプレックスは、誰かを喜ばせている才能につながっている。

そう思うと心が軽くなってきませんか。

また、その才能がどんなものなのか、ワクワクしながら考えてみることで、家の中で過ごす時間も一味変わってくるかもしれませんね。


The fun is coming now.
お楽しみはこれからだ!

それではまた。
2019 - CRUISE TO FUTURE