2019.10.03

理想の自分を望んでも叶えられないワケ

私のライフスタイル心理カウンセリングの前半は、

まずどのような自分になりたいのか、どんなことをやりたいのか、

それを言葉にし、意識することから

始まります。

そこをじっくりと、1時間半~2時間かけて、具体化していきます。



え~?そんなに時間をかけるの?っと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが

この作業が本当に大切で、



これを軸に、一度しかない大切な人生を

これから新たに歩まれる訳ですから



質問を繰り返しながら、

ベースである土台をしっかりと見つけていきます。





このときに、ふつうに質問をさせていただくと

「理想的な自分」をみなさんお話してくださいます。



でもライフスタイル心理カウンセリングで私が伺いたいのは、

現状のあなたからみた「理想」ではなく

人生を前に本当に望んでいる「なりたい自分」です。



「理想の自分」というものは、今の延長線上に存在していて

今の自分を軸に考えた「理想」なので、

それを今今の人生の目標としていては

なにかあると、これまでの癖といいますか、

現状を肯定し維持するための思考が働いてしまい、

役に立たない思い込みなどにより、無意識にもブレーキがかかることなどもあるでしょう。

人から何か言われたときも、自分を疑うようなことにもなりかねません。



そうした行為は、本当に望んでいる真のゴールに向かうことを阻害するように働くので

一生かかっても、自分の望む人生、真の夢にはたどり着けないことになります。



いつも同じことを繰り返していたり、

同じところでつまずいて前に進めないのは、

そうした仕組みがあるからです。



そのような脳の仕組みは、先日のサロンセミナーのなかで時間をかけてお伝えしてみたところ、

いただいたアンケートによりますと思っていた以上に好評でしたので、

また次回にでも、宗さんに講座に組み込んでいただけたらと思っているところです。

(私が言うのもなんですが、本当にわかりやすくて、理解するとなんてことなく感じられて

思考の癖に対する捉え方が、私も面白くなりました(笑))



いずれにしても、人生のゴールというものは

いまの現状とはかけ離れたところにあるので

いまの仕事や環境では考えつかないような突飛なゴールを設定する必要があります。



それが決まったら、あとはただただそのなりたい自分を望むだけ(^-^)♪



二本足で立つことができたように、

箸が使えるようになったように



すべては達成したいと願ったことからはじまっていますからね。





それでは

引き続き有意義なひとときをお過ごしくださいね(^_-)-☆



松岡玲子
2019 - CRUISE TO FUTURE