2019.10.10

古に学ぶ、そもそも敵なんていないという考え方

言葉とイメージの力で
人生を自由自在にデザインする

人を惹きつける話し方の専門家
NLPコミュニケーションコーチの宗 大輔です。



突然ですが、

((friendly_name))は、

あなたの好きなタイプは?

と聞かれたら何と答えますか。



またその逆に、

苦手なタイプと聞かれたら?





キリスト教の聖書の有名な教えに

「汝の敵を愛せよ」

という一節がありますね。



でも仏教では、

「そもそも敵はいない」

という教えなんだそうです。



その意味は、

もし自分が目の前の相手を

苦手だとか、

嫌いだなと思った時は、

その苦手な部分が自分の中にあるということ。



よく言いますよね、

人は自分を映す鏡だと。



だから、

その相手の嫌なところは

すなわち自分の嫌なところだと考えて、自分の振る舞いを変えていけばいい、ということなんです。



そんな風に思えないよ、

という方もいらっしゃるかもしれません(^^;)



でもこれ、

心理学でも言われてることなんですよね。



同族嫌悪という言葉で説明されています。



他者から見て、

同じような人同士が

お互いに「そっちほどひどくない」って言い合ってるみたいな・・・。



僕はこの仏教的な

「そもそも敵はいない」という言葉が好きです。



とはいえ、

自分はそのつもりなくても、

人から批難されることもありますよね。



僕は以前、

いわゆる「アンチ」の存在がとても嫌でした。



大学卒業して芝居の勉強をしていた頃、僕は養成所の先生から目を掛けられて、主役に選ばれていました。

それを見て、

周りからは陰で

「あいつは先生に媚びを打っている」

そして、

「宗さんみたいにしてまで主役になりたくない」

と言われていました。



僕はとても傷つきました。



そのトラウマで、

今の事業を始めてからも

しばらくは批判やアンチを恐れていました。



でもよく考えてみたら・・・。



僕のやり方が嫌なのであれば、

その人は違うやり方をしたいと思っているということになります。



そして、

宗さんのやり方ではなく、

自分のやり方でやっていく、

と強い意志とモチベーションが生まれるでしょう。



で、その人は自分のやり方で人生を切り拓いていくと思います。





であれば、

僕の存在って結果的にその人の役に立っていることになるなって思ったんです。



それからは、

僕は自分の考えをSNSで書いたり、セミナーでどんどん話したりするようにしました。



そもそも完璧な人間なんていないんだから、お互いにどんどん意見交換していけばいいと思ってます。



大げさですが、

そうやってみんなで意見を言い合って、人類全体で「真理」というものにたどり着く、みたいなイメージを持ってます。



だから、

気の合う人もアンチもみんな含めて、一つの大きな流れ、繋がりのようなもので世の中が回っている。

そう考えると、大きな安心感が生まれて、日常が楽に過ごせるんじゃないでしょうか。





と、今日はかなりチャレンジして、仏教から人類全体のことまで背伸びして書いてみました。



もしご意見あればどんどんお寄せください(笑)





それではまた。
2019 - CRUISE TO FUTURE